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数次相続とは?

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数次相続(すうじそうぞく)とは?

数次相続とは、遺産分割協議やその後の相続登記、名義変更を行う前に相続人の1人が死亡して、新たな遺産相続が開始することをいいます。

上記の例では、父が亡くなったときの相続人は母と2人の子で、遺産分割協議は法定相続人の母と2人の子で行う必要があります。

 

その遺産分割協議が整わないうちに次男が死亡した場合、次男の法定相続人は妻と母であるため、遺産分割協議は母、長男、次男の妻で執り行うことになり、最初の遺産分割協議とは登場人物が変わってしまいます。

始めの相続のことを一次相続といい、その次の相続のことを二次相続といいます。二次相続にとどまらず三次相続、四次相続と続く場合もあります。

 

数次相続の場合の遺産分割協議書

通常の相続時の遺産分割協議書では、記載される人のポジションは「被相続人」もしくは「相続人」のどちらかですが、数次相続の遺産分割書では、誰がどのポジションで遺産分割協議に参加するかが明確になるように記載します。上記の例では、大阪次郎さんは「相続人兼被相続人」と記載し、大阪愛子さんは「大阪次郎の相続人」と記載します。

 

冒頭部分の記載例

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署名部分の記載例

 

数次相続と代襲相続の違い

代襲相続とは、相続人となるべき者(A)が被相続人より先に亡くなっている場合、Aに子がある場合は、その子がAを代襲して(Aに代わって)相続するという制度です。

 

数次相続は、被相続人が亡くなった段階では相続人Aは生きていてたものの、遺産分割協議やその後の手続をする前に亡くなったため、Aの子がAの相続人としての立場で遺産分割協議に参加することになります。

元の被相続人が亡くなったときのAの存否によって変わります。

 

同時死亡と数次相続の違い

複数の人がなんらかの原因で死亡した場合で、この死亡時期の前後が不明な場合は、同時に死亡したものと推定されます(民法32条の2)。
相続関係にある者が同じ災害によって死亡した場合、同時死亡と推定されますので死亡した人の相互間では相続は生じません。

 

一方、相続関係にある者が同じ災害によって死亡した場合でも、死亡した時期に違いがあれば、一旦は相続が生じているため数次相続となります。