台湾の戸籍謄本の取得方法について
ビザ(在留資格)申請サポート
帰化申請する場合に必要な書類の一つに「身分関係を証明する書類」がありますが、台湾籍の人はこの身分を証明する書類として「戸籍謄本」が必要になります。
こちらのページでは、台湾の戸籍謄本の取得方法についてみていきたいと思います。
台湾の戸籍について
台湾でも日本と同様に戸籍制度があります。
日本での戸籍の登録や変更は、本籍をおいている市区町村の役場で行いますが、台湾では「戸政事務所」をいう役所が行っており、この戸政事務者は戸籍の管理を専門に行っています。
戸政事務者は、市単位の地方自治体ごとに置かれています。
日本で戸籍を取得する場合、本籍地の役所のみて取得可能ですが、現在の台湾の戸籍は、コンピューターによるオンライン管理がなされていて、どの戸政事務所でも取得が可能です。
取得場所・方法
台湾の戸籍謄本は、駐日の台北駐日経済文化代表処や弁事処では取得することはできず、台湾にある戸政事務所(日本の役所に当たる政府機関)でしか発行されません。
取得方法としては、以下の4つの手段があります。
本人申請
本人が申請する場合は、「国民身分証」を提示する必要があります。
- 申請書
- 国民身分証
- 認証手数料
代理申請
代理人が本人に代わって申請する場合、以下のものを用意する必要があります。
代理人は友人や知人のほか、業者に依頼することも可とされています。
- 申請書
- 委任状 ※1
- 申請者のパスポートのコピー
- 代理人の個人情報(名前、生年月日、ID番号、戸籍の住所)
- 帰化記録のある日本の戸籍謄本(帰化した人のみ)
- 認証手数料
郵送による申請
台湾にある戸政事務所に郵送で申請する方法です。
- 戸籍閲覧申請書
- 申請者のパスポートのコピー
- 返信用封筒(住所氏名を記載、切手貼り付け)
- 費用500台湾ドル(戸籍謄本1部15ドル+EMS郵送代金等)
- 依頼書(簡単な内容を記載)
- 帰化記録のある日本の戸籍謄本(帰化した人のみ)
代行業者による申請
行政書士事務所などで、台湾戸籍の取得代行をしているところがあります。
費用(10万円程度)はかかりますが、そのような事務所に依頼することも手段の一つです。
台北駐日経済文化代表処について
台北駐日経済文化代表処とは、台湾(中華民国)の国外にある政府機関で、いわゆる大使館のような役割を担っている機関です。
住所: 大阪市北区中之島2丁目3-18 中之島フェスティバルタワー17階
電話: 06(6227)8623
https://www.roc-taiwan.org/JP/OSA
みなとまち行政書士事務所のビザ取得サポートサービス
みなとまち行政書士事務所は、コンサルティングから書類作成はもちろん、入国管理局への申請までサポートさせていただきます。
サービス内容
- ビザ(在留資格)取得に関するコンサルティング
- 入国管理局へ提出する書類の収集
- 入国管理局へ提出する書類の作成
- 入国管理局へ申請
- 結果受領に至るまでのサポート
料金
サポート内容 | 費用 |
在留資格認定証明書交付申請 | 120,000円~ |
在留資格変更許可申請 | 100,000円~ |
在留期間更新許可申請 | 50,000円~ |
就労資格証明書交付申請(現職に係る申請) | 30,000円〜 |
就労資格証明書交付申請(転職先に係る申請) | 50,000円〜 |
資格外活動許可申請 | 30,000円〜 |
短期滞在ビザ取得 | 40,000円〜 |
永住許可申請 | 100,000円〜 |
※実費(書類取得費用、申請手数料など)につきましては別途請求させていただきます。
※表示金額は消費税及び地方消費税を含んでおりません。
サポートの流れ
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1.お問い合わせ
電話(06-4305-7395)や、お問合せフォーム(こちら)からお問い合わせください。
些細なことでもお気軽にお尋ねください。
ビザ取得の可能性が極端に低い場合などは理由をご説明します。 -
2.面接 / 見積
ご依頼を検討いただける場合、資料などを拝見し、更に細かくお話をお聞きさせていただくべく面談をさせていただきます。
また、費用やサポート内容についてもご説明させていただきます。 -
3.ご依頼の確定
サポート内容や費用等の条件にご納得いただければ、ご依頼を確定することを申し付けください。
着手金をお支払いいただきまして、正式なご依頼とさせていただきます。 -
4.書類の収集・作成
メール等でヒアリングをさせていただきながら、当事務所が作成または取得できる書類は代行して手配いたします。
お客様で準備、作成していただく必要がある書類はご協力をしていただきます。 -
5.申請
入国管理局へ申請します。申請後は速やかに申請日と受理番号をお知らせします。
後日、入国管理局から追加資料や事情説明などが求められる場合がありますが、その際はご連絡の上で速やかに対応します。
審査の進捗状況なども適宜確認、ご報告いたします。 -
6.残金のご入金
申請のタイミングで残りの費用をお支払いいただきます。
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6.許可・不許可の連絡
入国管理局から許可通知が届き次第、ご連絡いたします。
同時にビザ受領に必要な証印手続きの準備を行い入国管理局に出頭します。
ビザの受領が終わり次第お客様にお渡しします。
この記事を書いた人
みなとまち行政書士事務所の可児(かに)と申します。
旅行が好きで、ふらっと出かけることもあります。昔は家族でよく出かけていましたが、最近は妻も娘も相手にしてくれなくなったので、一人旅を楽しんでおります。サービスエリアで1人ソフトクリームを食べているおじさんを見たら、たぶんそれはワタシです。