帰化申請における「履歴書」の書き方について
帰化申請サポート
こちらでは、帰化申請における「履歴書」を作成する際のポイントについてみていきたいと思います。
履歴書(その1)
① 居住関係
出生から現在までの住所を全て記入します。
空白期間がないように記入してください。
どうしても分からない時期がある場合は、「以下不詳」と記入してください。
② 学歴
小学校入学から大学(院)卒業まで転校、退学などを含め全て記入します。
大学などの学部、学科も記入してください。
③ 職歴
職歴の記入をします。(アルバイトの職歴も含む。)
空白期間がないように記入してください。
勤務先だけではなく、担当した職務(営業・経理・工場内勤務・運転手など)も記入してください。
人材派遣会社に登録して、派遣された先で就業していた場合は以下のような記載になります。
平成〇年〇月 〇〇(株)(人材派遣会社名)入社(医療事務系)
平成〇年〇月 ㈱〇〇へ派遣(医療事務系)(平成〇年〇月まで)
平成〇年〇月 同社契約期間終了
④ 身分関係
身分関係とは、出生、養子縁組、結婚、離婚、死亡などです。
「~において出生」「○○と婚姻届出」「父○○死亡」「長男出生」といった風に記入してください。
事実婚(姻届出を出していない夫婦)の場合にも記入が必要です。
「○○と事実婚」と記入してください。
履歴書(その2)
① 渡航履歴
日本の年号で記入します。
〇:昭和42年2月23日 ×:1967年2月23日
「出国の期間」「日数」「渡航先」を全て記入します。
「目的、同行者等」の欄には親族訪問・観光・商用など具体的な内容を記入します。
特別永住者であれば「5年分」永住者であれば「3年分」それぞれ書き出してください。
正確な渡航履歴は、開示請求をすることで確認することができます。(ご参照:『出入国記録の開示請求について』)
② 技能資格
運転免許証などの免許、医師や看護士などの国家資格、日本語能力試験など
免許証番号や登録番号なども記入してください。
③ 賞罰
刑事罰はもちろんですが、行政罰(交通違反など)も含めて全て正直に記入します。
交通違反歴は過去5年分の記入が必要です。
交通違反歴は、「運転記録証明書」を取得すれば確認できます。(ご参照:『運転記録証明書とは』)
交通事故があれば、示談書などを求められることがあります。
賞として書くことができるのは一般的に「全国優勝や国際大会レベルの賞」、もしくは「誰もが知っているような有名な賞」が基準とされています、警察署長からの感謝状や高額納税者としての表彰もこれにあたります。
例:第〇回 直木三十五賞、〇消防署長より感謝状、第〇回 〇〇全国大会 優勝
【帰化申請】は、みなとまち行政書士事務所にお任せください
みなとまち行政書士事務所では、帰化申請にあたって以下のようなサポートをさせていただきます。
お客様に代わって法務局での書類審査に対応します
当然ですが、法務局の窓口は週末には閉まっていますので、ウイークデーに時間をつくって出向かなければなりません。
当事務所がお客様に代わって、法務局での書類審査に対応させていただきます。

お客様に代わって書類を収集します
それぞれ申請する役所が異なり、場合によっては東京の本省に問合せをすることが必要になることもあります。
当事務所がお客様に代わって、面倒な書類の収集をいたします。
(ご参照:『帰化申請に必要な書類について』)

お客様に代わって書類を作成します
帰化申請書類は、一般的にエクセルやワードなどのファイルにフォーマット化されていないので、全ての書類を手書きしなければなりません。
当事務所がお客様に代わって多岐にわたる書類を作成いたします。
(ご参照:『帰化申請に必要な書類について』)

この記事を書いた人
みなとまち行政書士事務所の可児(かに)と申します。
旅行が好きで、ふらっと出かけることもあります。昔は家族でよく出かけていましたが、最近は妻も娘も相手にしてくれなくなったので、一人旅を楽しんでおります。サービスエリアで1人ソフトクリームを食べているおじさんを見たら、たぶんそれはワタシです。